他人が羨ましい、どうしても許せない人がいる。
私自身、友達のインスタを見てたら羨ましくなることがあります。
そういう人はとても多いともいます。
羨ましい、許せないとずっと考えていても時間がとっても勿体ない。
そんな気持ちからあなたを救う映画をご紹介しましょう。
この記事でわかること
- 羨ましい気持ちがなくなる
- 他人を許す気持ちの考え方
スリービルボード
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スリービルボードという映画をご存知でしょうか？
タイトルからは想像もつかない涙涙の作品で、様々な人の感情があふれ出し、それはまさに愛のむきだしです。
あらすじ
とある田舎町で少女の焼死遺体が見つかりました。
その少女の母親は進まない捜査と娘を失った悲しみ、怒りを周りにぶつけ周囲の人と対立していきます。
次第に警察への不信感を募らせていき、ある言葉を書いた３つの広告を殺害現場に出すところからストーリーは始まります。
タイトルにもなっているスリービルボードを通して様々な人の視点からこの事件を中心に話は進んでいきます。
母親の目線、警察署長の目線、警察官の目線、その家族の目線、様々な人の目線が描かれており人の色々な側面に気が付きます。
一体本当の悪者は誰なのか。
殺した犯人が一番悪いことに間違いはないのですが、犯人が見つからず証拠も少なく打つ手立てがない。
娘が殺された母親からするとずさんな捜査に見える警察は悪者にしか見えないのでした。
警察も捜査をしていますが手掛かりもなく、行き場のない気持ちや怒りがお互いを傷つけあう結果につながってしまうのです。
涙なしには見られない悲しいお話ですが、救いもあります。
この映画でわかること
物事を一方向から見ていたら、本当のことは何も見えない。
たったひとつの自分の目線やこれまで生きてきた中で培ってきた価値観だけで、人を見てはいけない。
人には隠された部分があり相手のすべてを自分の目で見ることはできません。
私たちからは見えない隠された部分があるのです。
幸せそうなあの人にだって言えない部分隠された部分があります。
本当はとても悩んでいたり、苦しんでいたりするかもしれません。
一番のみどころ
この映画では、強くたくましく見える警察署長が実は悩み苦しんでいることから大きな事件に発展してしまったり、悪者に見える警察官も自分自身のことに悩んでいたりします。
一番の見どころはこの悪者に見える警察官から見たシーン。
一見こいつが一番悪者じゃん！と言いたくなるほどの職務怠慢ともいえる態度、差別的思想を持つ彼ですが、被害者の母親や周りの出来事に影響を受け次第に変わってきます。
オレンジジュースのシーンはバスタオルがいるくらい涙が止まりませんでした。
お互いの立場に立つ重要性
母親もこの悪者警察官の態度に影響を受け、お互いの見えなかった相手の気持ちが次第に見えてきます。
お互いの目線や立場に立って考えることの重要性を我々に教えてくれます。
互いに認め合い協力するときにこそ奇跡や力は起き、事件解決に向けて物語は進んでいきます。
多方面視点で他人と比較しない
人は自分からの視点で物事を見がちです。
しかし、人によって見せる自分は違いませんか？
家族に見せる顔、友人に見せる顔、職場で見せる顔、それぞれ違います。
見せる顔は違っても、すべてひっくるめてその人自身であります。
自分の一方面から見たあの人をみてそういう人だ。と決めつけてしまうのは自分自身の価値観をすごく狭めることにもなります。
こうしてくるから、あの人はきっとこういう人だ。
そう決めつけられた相手にも見えない部分で悩み苦しみ傷ついているかもしれません。
物事を多方面の視点から見る、考える癖をつけることによってあなたの生き抜く力になります。
多方面視点を手に入れる方法
多方面視点といっても、人の見えない部分をどうやって考えるの
そう思う方もいることでしょう。
多方面視点を手に入れるには、見えない部分をオープンにすることが一番の近道です。
何かされても相手のことを決めつけず、
私はこう感じたがあなたはどういう意図で言ったのか
自分の気持ちを自己開示することにより、相手の見えない部分を出してもらう。
自分もされて嫌だったという相手から見えない部分を見せる。
相手にも自分の見えない部分を見せることによって相手が影響を受ける。
映画のように自己開示をすることによってお互いに影響しあってよい方向にすすむ。
常に相手の立場に立って物事を考える多方面視点を手に入れて人生をよりよく楽しくいきましょう。
まとめ
幸せそうなあの人が羨ましくなる時もあります。
その人の見えない部分まで考える多方面視点を手にいれ、その人が幸せでよかった。
悲しみの中で生きているよりも幸せに生きていてよかった。
そう思えたときあなたは最強です。
他人の幸せを喜ぶことのできる、誰よりも幸せな人でありましょう。
ぜひスリービルボード鑑賞してみて多方面視点を手に入れましょう。
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