巨人寿命が13年の理由【進撃の巨人解説】

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巨人寿命が13年の理由

エレンの寿命は13年なぜか

巨人の寿命が13年であることには、理由がある。巨人を継承したものは継承してから、13年しか生きることができないのはなぜなのか考えたい。

宮﨑駿の「君たちはどう生きるか」でも積み木を13個積むという”13”の数字が出てくる。君たちはどういきるかでは、仏教で亡くなった人は13回忌を経て大宇宙のひとつとなることから来ていると考えられる。

進撃の巨人で13の意味

進撃の巨人での13という数字が意味するものは何だろうか。キリスト教神話から考えてみる。

キリスト教神話においては、サタンを13番目の天使であるとする設定があり、これは土着神話のキリスト教化の中で北欧神話の話を元に生まれたとされる。 このことから、英語では13のことを「悪魔のダース」(devil’s dozen)とも呼ぶ。 13という数は聖書でも特別な意味を持っている。

Wikipedia 13の忌み数より

そもそも巨人の物語は北欧神話の『スノッリのエッダ』に出てくるユミルという原初の巨人が元になっている。

そのため、この13という数字も神話から取られた設定であることが予測される。

エレンが巨人を継承し、13年経て人類を駆逐する悪魔になったというところからも13が大きな意味を持つ数字といえる。

キリスト教での13の忌み

キリスト教では、最後の晩餐で13番目の席に座ったのが裏切りもののユダであった。

また、12人の神々が宴を行っているときに招かざる13人目としてロキが乱入し、地に破滅をもたらしたとされている。

ロキ(古ノルド語: Loki)は、北欧神話に登場する悪戯好きの神。その名は「閉ざす者」、「終わらせる者」の意。神々の敵であるヨトゥンの血を引いている。

Wikipedia ロキ

ヨトゥンとは

北欧神話に登場する巨人族の総称で、日本では「霜の巨人」とも呼ばれている。
原初の巨人ユミルの寝汗や両足から誕生した巨人族で、オーディンがユミルを倒した際に発生した大洪水で一族は滅亡するが、ベルゲルミルとその妻が石臼に乗って助かった為に再び大地に増えていく事となった。

ピクシブ百科事典

以上のことから分かるように、キリスト教や北欧神話で13という数字は、裏切り者や悪魔のサタン、地に破滅をもたらしたロキという意味がこめられている。

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