夏子が出産しようとしている産屋は何か考察していきます。
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夏子の産屋は何か
夏子の産屋は墓石で出来ています。
墓石で出来ている根拠
ヒミは眞人と夏子の産屋へ行く際に、「石は私たちがここにいることを良く思っていない」「石は墓石で出来ている」と発言がある。
石が怒っている理由
眞人とヒミは生きることを諦めていないため、石はここに居ることを良く思っていないのです。
夏子は現実世界で生きることを諦めているので石は怒っておらず、墓石で出来ている産屋で子どもを産もうとしています。
夏子が生きること諦めた根拠
- 産もうとしている世界は死者と生命(ワラワラ)の世界
- 墓石で出来ている産屋
上記2点から、現実世界で生きることを諦めていることがわかる。
夏子が生きることを諦めた原因
妊娠中にも関わらず夏子は失踪し、産屋で1人出産しようとしています。
彼女はなぜあの世界へ行くことにしたのでしょうか。以下の二点が原因と考えられます。
- 眞人の自傷行為
- 眞人が懐かない
家族三人で朝食を取る際も眞人の顔色を伺い、心配そうにしている様子が描かれ母になろうと優しく接しているが、眞人は不機嫌な様子で一向に懐かないでいます。
眞人が自傷行為をした際に夏子は姉に申し訳ないと寝込んでしまいます。
眞人から隠された敵意を向けられているので、夏子はどんどん追い詰められ調子を崩していきます。
ここで、本心(いい加減にしろ!クソガキ!)と伝えることが出来たら良いのですが、それをすることが出来ないために自分を責めていくのです。☑怒りの攻撃性力学
眞人が帰ろう母さんと迎えに来た時に、「お前なんか嫌いだ!」と今まで隠していた本心を初めて伝えるのです。
母であっても人間だもの。
他人から敵意を向けられると人は、鬱状態になりいずれ死を呼び寄せてしまいます。
そのため、ジブリではこの攻撃性(怒りに囚われるな)と常に伝え続けているのです。☑怒りに囚われると祟り神になる
まとめ:君たちはどう生きるか考察
夏子の産屋は何か考察してみました。
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