嫉妬が起こる原因
- 人間として当たり前の感情
- 投影を起こしている
- ルサンチマン
- 自分の無価値観を認めたくない
- 悪い上方比較をしている
- 嫉妬するけど諦める
- 我慢している
人間として当たり前の感情
自分が欲しいものを持っている人に出会うと羨ましいと思ったり、嫉妬をすることは当たり前の感情です。
投影を起こしている
投影とは自分の中にある感情を相手に映し出してしまうことです。
自分の羨ましいという気持ちを相手に投影することによって、嫉妬で相手を引きずり降ろそうとしたりします。
自分の中にある羨ましいと思う感情を認めたくないために、相手に投影し攻撃してします。
自分の内側を攻撃することは耐えられないため、外側へ攻撃することで自分を守るのです。
ルサンチマン
ルサンチマンとは、羨望や妬みの対象を引きずり下ろしたいという恨みの感情に近いものです。
ルサンチマンは自分は正義と思い込み、自分が不幸なのは相手のせいだ、親のせいだ、社会のせいだとすべて外側に敵意を向けます。
自分の内側にある自分のせいだという感情と向き合えないために、外側の誰かのせいにしています。
自分の外側のせいにしていれば、自分が傷つかずに済み自分の欠乏感を感じずに済むからです。
自分の無価値観を認めたくない
自分より上手く行っている人がいても自分がその人より劣っているという証明にはなりません。
しかし、自分が欲しいものを相手が持っていると認めてしまうと、相手より自分が劣っているということを認めてしまうことになるのです。
自分が劣っているというということを認めることは自己愛や自尊心が傷つきます。
相手を引きずりおろしたりたたいたりすることで、自分の無価値観を感じずに傷つかずに済むのです。
悪い上方比較をしている
上方比較とは自分より優れている人を見て比較することです。
良い上方比較とは自分より優れている人を見て、あのようになりたいと見本にすることです。
悪い上方比較とは自分より優れている人を見て、ズルいと思い引きずり落としたくなることです。
悪い上方比較をしていると妬み羨み、自身の成長に繋がりません。
嫉妬するけど諦める
嫉妬をするけれど、どうせ上手くいかないと諦めてしまう人もいます。
諦めることにより、自分の持っている無価値観を感じずに済むからです。
我慢している
嫉妬は自分の本音を抑圧して何かを我慢していると生じるものです。
我慢して何かを抑圧していると嫉妬心が強くなります。
嫉妬や妬み解決法
- 嫉妬の気持ちを排除しなくてよい
- 自分の問題と分ける
- 我慢していることは何か考える
- 自分自身と向き合う
- 欲しいものを手にしてどうしたいのか考える
- エネルギーをプラスに向ける
- モデリングする
- 自己成長する
嫉妬の気持ちを排除しなくてよい
嫉妬は人として当たり前の感情であるので、無くそうとしなくて良いです。
嫉妬している気持ちを否認するために投影が起き、攻撃したくなります。
自分の問題と分ける
上手く行っている人はその人の問題であり、自分の問題とは違います。
他人と自分の問題を分けて考えましょう。
我慢していることは何か考える
SNSにアップされているキラキラ生活が羨ましいと思うときは、何か我慢していることがあるはずです。
そのような生活をしたいというわけではなく、自由に生きている、自分の好きなように生ることが羨ましいという心の本音がありませんか。
自由に時間を使って生きることを我慢していると、そのように生きている人を見ると嫉妬という気持ちが湧いてくるのです。
自分自身と向き合う
なぜ羨ましいと思うのか、本当の自分の気持ちを掘り下げる必要があります。
あのようになりたい、愛されたい、悲しい、寂しいという気持ちがどこからくるのか自分自身と向き合うことが大切です。
あの人は褒められているのに私は褒められないという、自分の中にある欠乏感を認めてあげましょう。
欲しいものを手にしてどうしたいのか考える
それを自分が手に入れたらどうなるんだろう、何が欲しいのだろうということを掘り下げることで自分が本当に欲しかったものが見えてきます。
掘り下げることで、欲しいと思っていたものは本当は別のものであるかもしれません。
エネルギーをプラスに向ける
羨ましいという気持ちが湧いた時に、感情を妬み嫉みというマイナスな方に向けることは何の得にもなりません。
自分もそうなろうというモチベーションアップに気持ちを向けた方がより良い人生になります。
モデリングする
羨むのではなく、それを手に入れるにはどうすれば良いのかをモデリングすることが大切です。
自分もそうなりたいと羨んでいる時間を、そうなれるよう研究する時間に使うことが良いです。
自己成長する
羨ましいという気持ちは自分を変えるエネルギーになります。
妬み嫉みで相手の足を引っ張ることに力を使うのではなく、自己成長に使うことをお勧めします。
私の嫉妬心はどこからくるのか:体験談
有名人が羨ましい
有名人や好きな歌手を羨ましいと思いとても苦しい時期がありました。
自分が有名人や歌手になりたいから羨ましいと思うのかというと、そういうわけではありませんでした。
羨ましい気持ちを掘り下げる
有名人になりたいわけではない、なぜ羨ましいと思うのか。
お金を沢山持っていてなんでも自由にできそう。自分の好きなことをして稼いでいる、みんなに愛されて、認められているところに羨望を感じていると気づくことができました。
本当の気持ちを知ることで苦しみから解放
羨ましいと思っているだけのときは、そうなれない自分と比べてとても苦しかったです。
本当に欲しいものに気が付き、良い上方比較であのようになりたいと見本にすることで苦しみから解放されました。
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