退職代行は安全か
使用した退職代行
退職代行には種類があり、弁護士、弁護士監修の代行サービス、労働組合、社労士が行っているもの等があります。私が使用したのは弁護士が行っている退職代行を利用しました。
弁護士の退職代行が良い理由
退職を行う際、訴訟になると弁護士以外は代理人になることができません。退職の代行を行って会社側とこじれた時に弁護士以外のサービスではその後まで責任を取れないのです。
弁護士であればクライアントの不利益にならないようにしなければならないルールもあるため安心です。「知りませんでした。」では済まないのが法律のプロの仕事であります。
実際に利用してみて
退職代行に特化した弁護士事務所を選べ
退職代行を依頼する際、近くの弁護士事務所に連絡し問い合わせたところ専門ではないとのことで断られました。退職代行を専門に行っている弁護士事務所であれば話も早くすぐにでも辞めることが出来ます。
利用の流れ
- 退職の経緯をメモにまとめる
- 雇用契約書を準備
- 弁護士事務所に連絡
まず初めに退職に至った経緯を聞かれるため話しやすいようにまとめておきます。雇用契約がどのようになっているのかも必要になるので準備します。その後事務所へ連絡を入れましょう。
退職代行金額
私の場合依頼費が19,000円で有給一日消化につき1,000円かかります。
退職までの流れ
弁護士事務へ依頼
事務所に退職代行の依頼をメールで送信すると、すぐに折り返しの電話がありました。電話で詳細を聞かれ、労う言葉もありとても安心して依頼することが出来ました。
連絡はLINEで行う
その後の連絡はLINEで行われとてもスムーズでした。LINEで依頼金の振込先について連絡があり振り込み次第退職代行を行われる流れになっています。
振り込み後
依頼金の振り込み用紙をLINEで写真を送り、その後すぐに会社側へ送る受任通知書兼退職通知書が送られてきました。
退職完了
次の日に受任通知書兼退職通知書が会社側へ送られ無事退職することが出来ました。
退職までの日数
私の場合1日目に依頼、振り込み、次の日に退職完了で2日間で済みました。
退職代行利用の注意点
まず弁護士事務所へ相談
退職しようと心を決めた際はまず弁護士事務所へ連絡してください。私の場合自ら退職を申し出たのちに揉めてしまい仕方なく退職代行を利用する結果になりました。
有給100%取りたいとき
有給100%を確実にとるためにも退職代行を行う際は弁護士に依頼しましょう。私は退職届を提出してしまっていたため、有給を1日も取ることが出来ず悔しい思いをしました。
退職代行を利用するメリット
会社とやり取りしなくて済む
退職に関して代理人を立てるため会社から一切連絡がこなくなり、ストレスフリーになりました。それが一番のメリットかもしれません。
辞めにくい会社は退職代行利用して
揉めそうな会社、ややこしい会社であれば迷わず弁護士へご相談ください。あなたの心身を守るためにも気軽に利用してノンストレスで退職しましょう。
雇用関係の相談先
労働基準監督署
月~金(祝祭日、年末年始除く)
8:30~17:15
- 労働時間、賃金、解雇等の労働条件に関することや
- 職場の安全や衛生に関すること、
- 労災保険に関することについて相談を受け付けています。
労働条件相談ほっとライン(厚生労働省委託事業)
月~金 17:00~22:00
土日・祝日 9:00~21:00
※年末・年始(12月29日~1月3日まで)は除く。
平日夜間、土日・祝日に労働基準法などに関して無料で電話相談を受け付けています。
私の退職の話
なぜ私が退職代行を利用することになったのかお話しましょう。
退職理由
会社の方針についていけなくなり、退職者が一斉にでました。退職者に対して脅しのような発言もあり、私も会社に不信感をかんじたため退職を申し出ました。
社宅にいたため一刻も早く引っ越ししなければならず、一日で荷物をまとめ家族に車で向かに来てもらい夜逃げならず昼逃げをするように実家へ戻ることになるのです。
実家に戻ったのちに会社から連絡があり、人員を増やすが本当に辞めるのか確認がありました。実家に帰っていることを伝え退職の意思を改めて伝えました。
労働基準監督署へ相談
有給が20日ほど残っていることに気が付き、消化することができるのか疑問があったため労働基準監督署へ問い合わせを行いました。
労働基準監督署の回答は「まず会社に問い合わせてほしい」とのことでした。会社に問い合わせると使用可能ということで有給取得願いを含め退職願いを送付しました。その時に引継ぎに来てほしいと言われており、有給が使用できるなら引継ぎに行こうと思っていました。
会社に深まる不信感
その後会社から「有給は事前に提出しなければ使用できない。」と返信がありました。すぐに言うことが変わるこの会社に呆れ、「有給も使用できないのになぜ引継ぎにいかなければいけないのか。引継ぎにはいきません」と伝えました。会社から「引継ぎに来ないとは人としてどうなのか。しかるべき対処をさせてもらう」と言われたためすぐに労働条件相談ホットラインへ相談をおこないました。
弁護士に相談
ホットラインからは「しかるべき対処がどのような事を行うのか分からないため弁護士に相談を」と言われたため、ここで弁護士に相談することになります。
すぐに変わる意見、数々の脅し文句に堪忍袋の緒が切れいい加減にしろとの気持ちで退職代行を利用することになります。
まとめ
結果は退職願を提出してしまっていたため、有給を消化できずに退職することになりました。有給を100%所得するためにも揉めそうな会社は退職代行をご利用ください。
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